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> No.28[元記事へ]
最近、我孫子にあるキリスト教霊園に教会のお墓を完成されたようですね。おめでとうございます!
墓石、デザインをどうするのか、色々とご相談の結果、石は大理石とお決めになったのですね。
これは、ある意味では大英断で、管理人さんもおっしゃるとおり、石灰岩である大理石を、墓石だけではなく、外部用に用いることはほとんどありません。通常日本では、硬度が高くて吸水性が低くて風化しにくい、きめ細かく、磨くと光沢が出る花崗岩、御影石などが一般的です。
湿度の高い日本では、吸水率の高い大理石などは、耐久性に対し、様々な工夫やコーティングなどが必要となってきます。反面、ギリシャなどは大理石で出来ているのですが、乾いた地中海気候ならではの用法なのです。有名なパルテノン神殿なども大理石で、その柱の表面などは、スタッコと呼ばれる、大理石の粉で作った漆喰のようなものでかたちを作ります。雨の多い日本では考えられないことです。
ちなみに葡萄の栽培も、原始キリスト教時代に見られる地下墓地、カタコンベなども、この気候なくしては成立しないものでした。ちょうど、氷で作ったイグルー(家)が、エスキモーでなければ出来ないようにです。
では、なぜあえて大理石を使うのか。
それは、美しく気品のある色や質感と、むしろ崩壊しやすい危うさにあるからです。
いかにも高そうに堂々とそびえ立っている御影石、これでもかと言うほど磨き上げた鏡面仕上げに感動を覚えたことはありません(私の顔が写る!)。勿論いつかは朽ちるのですが、メンテ不要にさえ見える立派な墓石は何を主張しているのでしょうか。きっと、世の終わりの時のも、そのご先祖の墓だけは立ち続けているのでしょう。まるで、整形した鼻のように‥‥ 。(ごめんなさい)
いずれ崩れ去るにしても、私には、少なくともそれを据えた人々が生きている間、ちょっと心配しながら守って行く、そしてやがて風化し遺跡となって行く‥‥ 。
多分私はへそ曲がりなのでしょう。人間の記念としはむしろそれがふさわしいと‥‥ 。
私個人的には、赤羽聖書教会の大理石に全面的に賛成です。
うちの教会の石も大理石にしようなか(十字架は立っていますが、石はまだなのです)。
でも、やっぱり面倒の入らない御影石が‥‥ 。
よーく考えてみよう。
ところで、これを見ていてくださる皆さんのお墓はどうなっているのですか?
とてもお墓どころじゃ‥‥ ないかも知れませんね。(私も)
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